虹空獣道

一次創作の話と試行錯誤のあれこれ

1人暮らしで特に何の節約もせずに、1年間で60万円貯めた

今晩は、待草です。

新居がようやく決まりまして、各種手続きの為に毎日電話テロを起こしては起こされております。お世話になった東京の家の掃除もぼちぼち始めたり、お世話になった東京の職場の引き継ぎに勤しんだり、何時になく慌ただしく過ごしております。

友人のツテで色々と安く引っ越しをさせて貰えるのでありがたやですが、それでも引っ越しで貯金を随分削ってしまいました……。また頑張って貯めないと。

今回の引っ越し代は東京で貯めたお金で賄っているのですが、実はこれ……1人暮らし中の1年間で特に何の節約もせずに貯めたお金だったりするのです。

 今回は、そんな何時の間にか貯まったお金の事と、どうやってお金が貯まったかのお話をします。

元々私は「貯められない人」でした。

先ずこれだけ伝えておきますが、私は貯金が別に得意ではないし守銭奴でもないです。むしろその逆だったりします。あるだけお金を使ってしまう浪費家でした。元々は。

東京で1人暮らしをする前は、ずっと大阪の実家で暮らしていたのですが、何分散財癖が酷いゆえに、学生時代から社会人になって数年経つまで1円も貯金をしていませんでした……。

1丁幾万円する電動ガンや模造刀集めにハマってたり、趣味のゲームのグッズやプレミアの付いたゲームのサントラを買ったり、創作に使う電子文具とかアレコレを惜しげも無く買っていたのですが、今から4年くらい前に終わらないチキンレースにけじめを付ける為、30万円貯めてM134(バルカン砲)買って貯金0円生活からは脱却しました。

※30万円のバルカン砲と終わらせた綱渡り生活については、後に別途で記事を書きます。

 

その後は(相変わらず大きな買物は時々していましたが)、毎月きちんと給料を貯金するようになり、一時100万円近くまで溜め込んだのですが、ずっと持ってなかった車の免許の取得の為に下した矢先に、東京への御縁をいただきまして。溜め込んでいたお金を一気に使って、実家から巣立ちをしたのでした。

 

実家から東京に来た時に、残っていたお金は5万円でした。

引っ越し代と家電等の購入費と、憧れていたベッドとか買ったりしたので、100万円近くあった貯金は、車の免許代を含めて最終的に諭吉5人しか残りませんでした……。借りた家の家賃が5万円でしたので、1か月しか暮らせない財力で初めての1人暮らしをスタートさせていた訳なのですが、親にお金を1円も借りる事無く、何とか今日まで生きてこれました。

 

仕事がハード過ぎて節約出来ず。

貯金5万円という少なすぎる財力を補う為に、とりあえず仕事に勤しみましたが、東京の仕事はハード過ぎて、考えていた節約作戦は殆ど意味を成しませんでした。

ほぼ毎日朝9時から夜11時くらいまで残業していたので、帰宅時間が翌日になっているせいで寝る時間が遅く、結果朝起きてくるのも出る時間のギリギリになってしまうので、弁当が作れませんでした。(作ろうと思ったら作れたのかも知れませんが、電気付けっぱなしで寝てたり、時々体が動かなくなるほど疲労が蓄積していっていました)

加えて、早く帰れる日でも何や何やの付き合いで、飲み会やの上司の誕生日会やの食事会だのに5日~10日にいっぺんのペースで行っていました。その結果社内の交友は深まりましたが、交際費がやたらに掛かる上に、結局深夜に帰ってきてしまうので、まともな自炊が出来るのは休日だけでした。

 

それでも最終的に60万円貯まってた。

以上の為、節約というものは全くもってしていなかった(というより出来なかった)のですが、現在の貯金額は65万円になっています。

不思議に思うのは私もですが(←)、おそらく以下の事をしていたからです。特に無理も何もせずに続けていた事でしたので、誰でも簡単に出来る内容だと思います。

 

  1. 手取り金ー5万円で1か月暮らす。
  2. 給料が入ったら、定期預金に先取り貯金
  3. 自由に使えるお金は多めにしておく
  4. 固定支出はクレジットで支払う
  5. やむを得ない買物の時はクレジットの2回払いを使う
  6. 携帯電話は格安SIMスマフォとガラケーの2台持ち
  7. ゲームアプリを辞めてお小遣いアプリを利用する
  8. 安い大買いではなく、高い小買いをする
  9. 肉と葉物野菜は冷凍品を買う
  10. 多様出来る段階の調理品を冷凍保存する
  11. 週の買い物額は定額にする

1:手取り金ー5万円で1か月暮らす。

私は手取り金が実際は19万円程だったのですが、14万円だと想定して暮らしていました。

普通だったら手取り金の全額から生活費を考えるのですけど、引っ越しで家賃が分かった時点で実際の必要金額をシミュレーションしました所、私の場合は以下のようになりました。

  • 家賃:5万円
  • 水道光熱費:1万円
  • ネットの通信費:5000円
  • 携帯代:2500円
  • 食費:1万円
  • 交際費:2万円
  • 雑費:1万5000円
  • 大学の奨学金の返済:2万2000円

(※雑費は消耗品と趣味代を含めています。交際費を高めに配分したのは、東京で暮らして暫く経ってからです。)

計:13万4500円

 

14万円で足りるがなってなったので、暮らせるだけの14万円で1か月過ごす事にしました。

ですので、余った5万円を毎月貯金していた訳です。(実際に14万円で少しお釣りが出て暮らせてました)

2:給料が入ったら、定期預金に先取り貯金

余った5万円に関しては、給料日にお金を貰うと同時に専用で作っていた定期預金に流し込んでいました。「先取り貯金」というのですけど、お金を手に入れたら使う前に決めた額を貯金してしまうのです。財布の紐が緩い散財野郎にはもってこいの貯金方法です。まさしく私にはぴったしでした。(というより、これじゃないと貯金が出来ないのだと思います……。)

定期預金は銀行の窓口が空いている時間(平日の15時まで)に、銀行印を持って行かないと下せない(しかも手続きに最低30分くらい掛かる)ので、いざ下そうと思っても非常に面倒臭いのです。ですので、あえて定期預金に貯金する事で、むやみに金を崩せないようにしていました。

定期預金は、私は自由な金額をATMから入金できる物を使用していますが、決まった金額が貯金出来るようなら、自動引き落としの物を使ったら便利だと思います。

3:自由に使えるお金は多めにしておく

趣味代等雑費は、節約しようと思うとどうしてもケチりたがってしまう項目だと思います。ですが、余りケチるとストレスになってしまい、何かの拍子の反動で大きな買い物を時々してしまうのですね……私もありました。(雑な扱いをしたせいで小説執筆に必須であるデジタルメモの「ポメラ」を壊して新しいの買ったりとかもしましたけど)

ですので、趣味とか自分が使いたいと思って支払うお金は、多めに使えるように設定しておきます。私の場合は、今はCDと資料本を主に買うので、毎月10000円あれば少し買い過ぎても何とかなります。

消耗品も5000円あれば1人暮らしだったら十分です。毎月買っているのはトイレの消臭剤と芳香剤と歯磨き用品くらいで、あとは1回買ったら3か月くらい持ってたりしてます。

4:固定支出はクレジットで支払う

 水道光熱費等、毎月の決まった費用の支払いは、クレジットカードから行っています。

クレカですとポイントが貯まるので、貯まったポイントをギフト券や現金に交換していました。

5:やむを得ない買物の時はクレジットの2回払いを使う

1人暮らしをしている中で、予想外の出費も度々あったりしてました。私の場合は突然大阪に帰省が必要になったりとか、仕事で謎のプレゼントを買わされたりとか、書類作るのにプリンターとスキャナーが必要になったりとか。靴が突然壊れて、履くものが無くなったりとかもありました。安い洗濯機ゆえに服が御臨終したりも頻繁でした。更に言えば多めに設定している雑費でも超えてしまう事があったり(1万円以上のサントラBOXを買ったり)……。

その時は、クレジットの2回払いを使って分割払いにし、引き落とし額を半々にしてやりくりしていました。2回払いの場合は手数料が0円なのです。でもクレカは借金なので、どうしても出費が必要な時だけで、普段は余り利用していませんでした。

6:携帯電話は格安SIMスマフォとガラケーの2台持ち

 携帯電話は格安SIMを入れたSIMフリーIPhoneと、ソフトバンクガラケーを2台持ちしています。

(元々使用するようになったのは失業中の時です。キャリア契約をしていた時は8000円くらい通信費が掛かっていたので、弟に紹介して貰い、今の形となりました)

ガラケーは音声通話のみで月額900円+通話代(楽天電話を併用して半額にしている)、格安SIMはデータ通信+メールのプランで月額1200円程です。キャリアに比べたら規制も多いですが、ネットだけだったらストレスなく快適に使えます。

7:お小遣いアプリを利用する

お小遣いアプリで臨時収入もいただいていました。私は「リア食」と「CODE」というアプリをスマフォに登録しているのですが、還元率の高さや懸賞に当たったりという恩恵に随分と助けられたりしていました。上記はどちらも現金収入をいただけるので、貯金の足しや急な出費の当てにさせて貰っていました。

アプリ関連の話ですが、ゲームアプリは逆に現在利用していません。無課金プレイも可能でしょうが……あの手のゲームを実家に居た時に何個かしてましたが、人のプレイ状況が見える分、他の人は強いから自分も強くならないといけないという、謎の責任感を感じてしまう事が多かったです。それと「終わりが無い」、「好きなキャラを好きなように強化が出来ない」という事にストレスを感じました。随分と課金をしていた時期もあったので、1人暮らしを始めた頃にスッパリ辞めてしまい、今はコンシューマーしかゲームをしていません。

8:安い大買いではなく、高い小買いをする

安い物を大量に買っても、1人暮らしだと全部使い切る前に絶対に腐らせます。実際に腐らせてしまい。捨てている事が一番の無駄使いだと思ってました。

多少高くても、使い切れる量を買うようにしています。更に卵等の生鮮品は、安物だとどうしても値段相当の味になってしまうので、高くても美味しい物を買っています。パンとかは冷凍せずに、消費期限までに食べられる3枚入りとかを購入。牛乳だけはコーヒーを飲むので1週間に1本のペースで買っていましたが、それでも200円くらいの物を買っています。

母に言われたからですが……。

9:肉と葉物野菜は冷凍品を買う

仕事で帰りがいつも遅くなるので、食べ物がとにかく腐りやすい環境でした。ですので、なるべく日持ちするものを買うようにしていました。その際に重宝したのはやはり冷凍品です。

家の近くのスーパーで冷凍の肉やミンチが簡単に手に入りました。値段は生肉より割高なのですが、冷凍しておけば2か月くらい平気で保存出来てしまいます。後はホウレンソウとか葉物野菜も傷みやすいので冷凍品を使用してます。こちらも冷凍庫で3か月くらい平気で保存できました。

買物に行ったスーパーで冷凍肉が無かった時は、安いけど割と美味い鳥のムネ肉を一口台に切り、小麦粉付けて焼いて冷凍してました。くっつかなくなるので解凍する時に使いやすいです。

10:多様出来る段階の調理品を冷凍保存する

これも母に教えてもらいましたが、料理として完成させて冷凍保存すると、その料理としてしか食べられなくなるので、完成前の段階で冷凍して、多様出来るようにしておけば飽きる事無く使い切れます。カレーだったらルーを入れない状態で食べない分を冷凍すれば、後日シチューにしようと思えばシチュールーを入れたらいいし、糸こんにゃくを入れたら肉じゃがにも変えられます。

また、ジャガイモは冷凍すると不味くなるので、ジャガイモだけは芋のまま保存しておき(根菜なのでかなり日持ちします)、使う時にシリコンスチーマーで蒸して切って加えてました。

11:週の買い物額は定額にする

最後に、食費は1週間2000円にして更に分配してました。交際費が飲食代なので、その分減らしていた訳なのですが……。買物事態も休みの日くらいしか出来なかったので週1回しかしてないのですが、1度の買い物額は2000円以内にしてました。米とか買う時は若干オーバーしましたが、それでも3000円は超えないようにしてました。

 

そんなこんなで(それ以外に細かい事もしてましたが)、気付いたら60万円貯まっていた訳なのです。もっときちんと節約したらもっと貯金出来ていたかも知れませんが……余りストレスを感じないので、これから貯金をしたいと思っている人にもお薦め出来るかと思います。

 

引っ越ししたらお金を貯めたいので、もう少し切り詰めてやりくりするつもりです。また良い貯金方法を見つけたら、紹介させていただきます。

「オタク」を断捨離したら、私の「本当」が色々分かった

今晩は、待草です。

夏の東京コミティアに発刊予定の、友人の漫画作品のノベライズの編集作業が案の定予定の脱稿日に近付き過ぎてデッドオアアライブ状態となっております。加えて何を思ったのか、来月東京から大阪に引っ越しするのに液晶タブレットを(オークションで中古ですが)衝動買いしてしまって予算を予定より完全オーバーして給料日初日から大チキンレース状態となっております……。前者も後者も完全な自業自得でしかないのですが。なんでこのタイミングに液タブ買ったんだよ絶対ぶっ潰れるまで絵描いてロゴ描いてコキ使ってやる。

 

それはともかくとして……。

 

こういう謎のでっけー衝動買いをしてしまう癖がある私ですが、ここ数年前から、一応地味地味と「辞める」活動を行っております。

 

SNSピクシブ、野望への執着、人と比べる事。嫌な思い出を覚えている事。「苦しい」に苦しむ事。(もちろん、金使いの荒さもですが一応……)

 

「断捨離」が巷でブームになっているそうです。だけど私はそのブームに乗ったのではなく、自然に思って、少しずつですが意識して行うようになりました。その理由は今の私の歳だと誰もが通る人生の節目的な想いの変化もあるかも知れませんし、「私」が変わる為への、大きなけじめ付けなのかも知れません。

 

そして、そんなけじめ付けの中に、「オタク」があります。数十年続けた「オタク」を、この度辞める事にしました。

私はその時ハマったゲームのグッズをあれもあれもと買う「グッズオタク」だったのですが、別にオタクが駄目だとかオタクをDisりたいんだとか、そういう理由で辞める事にしたのでは無いです。

(むしろオタクにしろ何にしろ、何かに真っ直ぐに夢中になっている人はとても美しいし、憧れでもあります)

 

辞活を行っていく中で、断捨離もそうですがこういう事をしていると、モノや今までの自分と真っ直ぐにじっくりと向き合う時間が出来るのですね。その中で、「グッズオタク」だった自分の事を見直す内に、私は、少なくても私は、要するに以下だったんだという事を確信したのです。

 

物を集める<物を買う行為を楽しんでいた

序文のありえねえ大出費で分かると思いますが、私は物欲の塊なのです(苦笑)。ですので、学生時代からここ最近まで、ゲームのグッズが欲しくなったら衝動で買っていました。だけど実際は昔から、家に置いてあるのは最近買った物ばかり。子供の頃からずっと大事に持ち続けているのは、兄に貰ったFF6のスーファミのサントラだけです。それ以外は1年未満の購入で、大体1年経たずにいなくなっていました。(数年前から年単位で残しているのもちょこちょこ出来ていますけど)

何故なら、フライパンみたいに熱しやすいが冷めやすく、飽きたら直ぐに集めたグッズを売りまくる癖があったのです。高い金を出してグッズ買って、安い金で売るを繰り返してました。酷い時は買ったその日に売る事もありました。ただの散財癖でしか無かったのです。物を集めたり愛したりではなく、手に入れる事で十分に満たされてしまっていたのでした。

 

お金も「物」も大事にしていなかった

ただの散財癖のターゲットになっていただけでしたので、とにかくお金を大事にしていませんでした。一生懸命バイトや仕事で稼いだお金をドブに捨てているのと変わらなかったです。それが買った物を大事にするのならまだしも、直ぐ手放してましたので、本当に諭吉をドブに捨ててただけでした。一体何百万円溶けたんだろう……。

大人になってから「物は使われる為に産まれてきた」んだと考えるようになりました。だけどそんな「物」の役割を、「オタク」をしていた頃は果たしてあげられる事が出来ていなかったんです。使う目的が無いのに「欲しい」だけで買って、やっぱり使う事無く飾り、埃を被らせて、飽きたら捨てられる物達は無念でしかなかったでしょう。私は「物」達に、ずっと酷い事をしてしまっていたのです。

 

確実に大事にする物だけを残す事にした

そんな劣悪な散財「オタク」だった私をこの度辞める事にしたのですが、全部とりあえず持っているグッズを手放してしまう事はしませんでした。

実践してみる事にしたのは、とにかく自分が

  • 使う予定の無い物を買ってしまう
  • 買う事に満足してしまう
  • 飽きたら捨ててしまう

でしたので、

「飽きる」という事が無いように、使う(大事にする)目的があるものと、そうでは無い物を仕分けました。

そして仕分けをした「目的の無い物」は、もう二度と同じような物を買う事がないようにという決意を込めて、お別れをしていきました。

主に、以下のような具合です。

  1. ぬいぐるみ→お気に入り数個と、数年前に行った「思い出の断捨離」旅行のお土産のクマを残し、海外のボランティアへ寄付しました。子供達が使ってくれるとの事ですので、捨てるよりは物が喜ぶと思って。
  2. →とにかく「置き本」を全て読了しました。その上で残しておきたいと思った物だけを残し、後は古本屋で売却。
  3. 漫画→元々1冊も家に置かないので(買ってもその日に読んで売っちゃう……)、今後は買うより借りる事にしました。
  4. グラス・マグカップ→グラスは数個を植木鉢代わりにして植物育てる事に。残りとマグカップは海外ボランティアへの寄付へ。
  5. ゲームのサントラCD→こちらは創作の執筆やイラスト描く時に頻繁に聴くんで、ほぼ全部残し。手放すと決めた物はデータとして記憶媒体に保存して売却
  6. その他グッズ→鞄(お弁当入れに)。クリアファイル(普通に書類入れに使う)。モデルガン(お気に入り残して後は売却。今後は買わない)。人形系(全部処分)。キーホルダー(観光のお土産ばっかり。全部鞄に付けてる。)

こんな感じで、お別れする物とこれからずっと大事にしていく物を処理していきました。

 

そうすると、だんだんと自分の「本当」が分かってきたのです。

 

結局、自分の「創作」の為だった

漫画も本も、サントラCDも、何で買ってたかというと、やっぱり本来は自分の「創作」(漫画小説)を作る上での、やる気にしたかったんです。

プロを目指していた頃も、今も、強い未来の憧れが好きになった商業作品に込められていて、何時かこんな作品が作りたいとか、もっと知識を増やしたいとか、参考にしたいとかいう気持ちが物を目の前にした時にいつも起きていました。そして買うまではいつも思っていたのです。「これを使って、面白い私の作品を書こう」って。

それがいつの間にか散財しかしない結果になっていて、そして良い作品が作れていたかと言ったら、答えはNOです。ちっとも作れていないのです、未だにです、未だに全然。

愛したい本来の物への愛情を、別の物に注いでしまったのかもしれません。

 

もっと、これからはもっと真っ直ぐに作品作りに目を向けられるように、沢山書きたい物が書けるように、少しずつでも自分の事変えていきたいです。

今回の辞活で、それに気付けた。変わりたいと思った、それが何よりも覚えていたい私の「本当」の気持ちなのかも、知れません。

「東京」で手に入れたもの

去年の春に今の職場から御縁をいただき、大阪の実家を飛び出し、東京で1人暮らしをしていましたが、来月末に、大阪に帰る事になりました。

 

理由は色々ありますが、一番は20年過ごした「故郷」の大阪で、これからはなるべくのんびりと、大好きな作品作りをしながら暮らしていたいと思ったからです。

 

新しい家が無事に決まって各種の手続きも行い、あとは引っ越しまで働いて、撤去の準備をするだけとなっています。1人暮らしは継続ですが、今度は家族が近くにいる場所です。家を出た気がしない程近い場所で暮らす事になりますが、遠方で過ごしている間に体調不良を幾回かしていたので、漸く親を安心させる事が出来るかなと思っています。

 

東京で1年3か月過ごしました。大阪にいた時に知らなかった事を沢山学べた街でした。

この街は、父の生まれ育った場所でした。小さな頃に祖父母に会う為に出かけただけの思い出しかなくて、関西に住んでいた私にとっては外国のような場所で、ゆえに憧れがあったゆえにいつか住んでみたいと思っていた場所でした。加えて、ずっと大坂に居心地の悪さを感じていたので、余計に憧れを抱いていました。そんな街でした。

 

右も左も分からない初めての未開の地の1人暮らしをしてみましたが、仕事が忙しすぎたせいもあって正直言うと(有名所やイベントに行ったりはしましたが)、仕事ばっかりしていた思い出しかないです……。でも、その中でも出会った人達は、オブラートに包まない関西の人とは違う清々しさがあったというか、関西に住んでいた時に周りから言われていた「冷たい」というのは余り感じなかったです。私のお世話になった人達は歯に布を着せないタイプだったのですが、それが私にはむしろ心地良かったです。散々ポンコツ扱いされるのには凹んでいましたけど……それは関西に戻っても何処行っても所詮仕事が出来ない限り扱い一緒なんですけど……。

 

沢山、沢山良くして貰いました。今までしたことの無い事を沢山経験しました。変われた自分の何かも沢山あると思います。大阪の実家に住んでいたらきっと、ずっと得られなかったものです。

 

今回も職場の御好意で転勤扱いにして貰えたので、部署が変更になるだけで今の職場の人達とは完全にお別れでは無いのですが、それでもきっと東京には、これから何か大きな縁が無い限り、暮らすという事はきっと無いのだと思います。

 

私の好きな場所である香川と大阪に、新しく東京が加わりました。イベントとか展覧会とか、観光とかでも、またちょくちょくと用を作っては遊びに来たいと思っています。

 

御縁をいただき、秋に開催される東京の展覧会に申込みをしました。今年も読み切りのライトノベルを出展する予定です。良い作品が出来るように執筆頑張りたいです。